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ゆうき
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【ドル円イメトレ=米指標と金利動向を両睨み 】

 ドル円は110.09円まで上昇し、2008年8月以来となる110円台乗せを達成した。米国の金利正常化に向けたドル高観測が下支えとなる流れが継続して、ドル円は水準を切り上げている。ただ、米金利がどの年限においても上昇が一服しており、金利面でのドル押し上げ力が限られている点は気になる。あくまでも今週の雇用統計次第ではあるが、短期的なドルの上昇がある程度いいところまできており、見極めが必要な時期に差しかかりつつあるのかもしれない。

 本日は、米9月ADP全国雇用者数や同ISM製造業景況指数が発表される。前月の雇用統計で非農業部門雇用者数は+14.2万人と、市場予想+23.0万人から大きく下ぶれした。市場では、一時的な要因によるものとの見方が強いが、今晩の全国雇用者数がこの観測をさらに強める結果となるのか注視したい。市場予想は+20.5万人と前月と同水準の雇用増となる見込み。

 ただ前述したように、好結果となっても米金利が抑えられるようなら、ドル円の上昇も短命となる可能性はある。また、製造業分野は足もと回復基調が続いているが、ドル高が進む中でそのペースを持続できるのかどうかにも注視したい。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、2008年8月25日高値の110.29円。その次は同年8月15日高値の110.67円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは5日線が推移する109.36円近辺。その下は、日足一目均衡表・転換線が位置する109.06円や109.00円の大台をキープできるかどうかが目先のポイント。

(小野)