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ゆうき
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【ドル円イメトレ=足もとは108-109円台中心のレンジ相場か】

 ドル円は上値の重い動き。先週にECB理事会や米雇用統計など注目のイベントを通過し、今週に入ってドル高の調整が優勢となる中、安倍首相の「(円安)輸入価格の高騰でマイナスの影響受ける企業も」、「(円安)家計や中小・小規模事業者にデメリットも」との発言も、円の買い戻しを誘った。国会では連日、円安のメリット・デメリットをめぐる議論が活発しており、円安への警戒感もくすぶっている。日銀金融政策決定会合では、大半の市場予想通りに追加措置が見送られ、景気・生産に弱めの動きが見られるとし、情勢判断を下方修正した。

 米雇用統計後に110円大台回復を果たせず、足もとのドル円は108-109円台を中心にやや方向感に欠ける動きが続きそうだ。昨日に、FRBが今月から発表を始めた労働市場情勢指数(LMCI)は9月が2.5と、8月から小幅に上昇したものの、直近半年の情勢指数は低下傾向を示しており、労働市場の質的な改善のペースが鈍くなっている可能性が示唆された。米長期債利回りが一向に上昇ペースを強めないことも、ドル円の上値を圧迫している。

 本日のNYタイムでは昨日同様に注目の経済指標の発表は予定されておらず、米株や長期債利回りの動向を眺めながらの動きになるだろう。コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁やダドリー米NY連銀総裁の講演内容には注目したい。

・想定レンジ上限
 ドル円は、日足一目・転換線の109.05円や、本日これまでの高値109.25円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは2日の安値108.01円や心理的節目となる108円大台。

(金)